少彦名神社(神農さん)|どんな福が宿る場所か
「くすりの町」道修町のビル街にひっそりと鎮座する少彦名神社は、日本の薬祖神・少彦名命と中国医薬の祖神・神農炎帝を祀り、「神農さん」の愛称で親しまれています。江戸期のコレラ流行時に薬種仲間が丸薬とともに配った「張子の虎」は、今も病除けの縁起物として知られ、健康と医薬の守護神として薬業関係者を中心に信仰を集めています。
時のながれ
- 安永9年(1780) — 薬種中買仲間の伊勢講が京都五條天神社より少彦名命を勧請し、仲間会所に祀られていた神農炎帝と合祀。神社の起源となる。
- 文政/安政5年(1822年前後、資料により元号表記に揺れ) — 大坂でコレラが流行した際、道修町の薬種仲間が「虎頭殺鬼雄黄圓」という丸薬を調合し神前で祈祷、張子の虎とともに配布。これが張子の虎信仰の由来となる。
- 天保年間 — 1837年の大塩平八郎の乱による焼失を経て、天保11年に祠堂を再興し遷座。
備考
安永9年(1780)創祀、薬種中買仲間(伊勢講)が京都五條天神社より少彦名命を勧請し、既存の神農炎帝と合祀したのが起源。張子の虎は文政5年/安政5年(1822年、資料により元号表記に揺れあり)のコレラ流行時に「虎頭殺鬼雄黄圓」という丸薬とともに配布されたのが由来。1837年大塩平八郎の乱で一度焼失し天保11年に再興との記述あり。境内には推定樹齢190年のクスノキのご神木もある。毎年11月22-23日の神農祭で張子の虎が授与される(日程は変わり得るため詳細記載は避けた)。座標は住所(道修町2-1-8)と北浜駅至近という情報からの概略地理座標であり、境内中心の実測ではない点に留意。
参考・出典
- 少彦名神社(神農さん)- 大阪・道修町の健康と医薬の守護神(大阪観光局公式)(大阪観光局)
- 少彦名神社 (大阪市) - Wikipedia(Wikipedia)
- 少彦名神社(神農さん) 公式サイト(少彦名神社)
- 少彦名神社のクスノキ(ご神木)(歴史KING)