山中不動院(寶宮寺)|どんな福が宿る場所か

各務原市各務東町の山あいにある寺です。入口の大きな案内看板は「宗教法人 高野山真言宗 寶宮寺」と名乗り、下半分の境内案内図に俱利加羅・本堂・弘法堂・岩屋不動・稲荷・御嶽大社・水子地蔵・籠堂を記しています。看板が掲げる祈願は安産・厄除・永代供養・水子供養です。各務原市の公式サイトも、団体名「山中不動院」、所在地「各務原市各務東町7-240」、代表者名、活動として第1日曜の先祖供養・第2日曜の瞑想会・毎月8日の滝の祭・毎月28日の不動明王護摩供養を掲載しています。
石鳥居の扁額に「山中不動院」、左右の石標に「敬眞山御嶽大神」「山中不動明王」と刻まれています。苔むした急な石段の先に社があり、別の道の先には岩壁を細く落ちる滝と、大岩のえぐれた洞に祠と石仏を祀る岩屋があります。寺の公式ブログは、この滝を「山中不動院倶利伽羅龍王神の滝」と紹介しています。
苧ヶ瀬池の八大龍王総本殿が発行する冊子『信仰と伝説のおがせ池』は「山中不動・迫間不動」を「共に美濃三不動の一にして山間静寂の境地、霊験共に効力あり」と記しています。御朱印は無人での授与で、参道脇のケースから書き置きを受け、郵便受けに料金を納める方式です。
この社寺に伝わる願いごと
由緒や資料で確かめられた範囲で、次のような願いごとが伝えられています。
押すと、同じ願いごとが伝わる場所を地図で探せます。
時のながれ
- 昭和59年(1984)8月 — 現在も入口に立つ手描きの境内案内図が作られました。図には俱利加羅・本堂・弘法堂・岩屋不動・稲荷・御嶽大社・水子地蔵・籠堂が書き込まれています。
- 令和3年(2021)2月 — 苧ヶ瀬池の八大龍王総本殿が発行した冊子『信仰と伝説のおがせ池』が、「山中不動・迫間不動」を「共に美濃三不動の一」と記しています。
- 令和3年(2021)3月 — 各務原市の公式サイトは、団体としての設立年月をこの月としています。堂宇や信仰の始まりの年ではありません。
- 令和4年(2022)〜 — 市公式の活動実績によると、第1日曜日の先祖供養、第2日曜日の瞑想会、毎月8日の滝の祭、毎月28日の不動明王護摩供養が行われています。
現地の写真




近くの福
- 八大龍王総本殿(苧ヶ瀬池)(水の福・約1.0km)
- 伊奈波神社(いなばじんじゃ)(水の福・約13.7km)
- 名もなき池(通称:モネの池)と根道神社(水の福・約27.7km)
- 多度大社(北伊勢大神宮)(除の福・約41.2km)
このページで確かめたこと
現地確認/資料照合
2026年9月12日の午前に参拝しました。苧ヶ瀬池の八大龍王総本殿の社務所で「少し行くと寺があります」と勧められて向かった先です。車で10分ほどでした。参道は途中で二手に分かれ、左は苔むした急な石段です。両側に手すりはありますが傾斜がきつく、歩きにくい靴では上らないほうがよいと感じました。右へ進むと説明板「滝と巨岩巨竜神の説明」が立ち、その先に滝、さらに奥に大岩の洞へ祠と石仏を祀った岩屋があります。
御朱印は参道脇の棚に置かれた透明のケースに書き置きが入っており、蓋の手書きの貼り紙に「・御朱印1枚 300円」「・郵便受けにお金を入れて下さい」と2行で書かれていました。受けた御朱印の墨書は「倶利伽羅龍王」「山中不動明王」「弘法大師」で、左に「各務東町 寳宮寺 山中不動院」とあります。寺の公式ブログにある700円の倶利伽羅龍王神御朱印は、この日は受けていません。
この寺の龍は倶利伽羅龍王神であり、苧ヶ瀬池の八大龍王とは別の系統です。二つの場所をつなぐ記述として確認できたのは、冊子が山中不動を美濃三不動の一つに挙げていることと、境内の説明板の末尾が「その折、苧ヶ瀬の池と山中不動院の龍神と滝はお会いされたと思います」と推量の形で両者を並べていることの二点です。
この節の確認に使った資料
🖌 この社寺でいただいた御朱印の記録: 2026年9月12日(参拝記録の一覧へ)
🗺 この地点を明治の地図で見る(今昔マップ on the web)
この福を掘り下げた記事
参考・出典
6件出典に基づいて掲載しています
- まちづくり担い手マッチング事業 参加団体(山中不動院)
各務原市 - 山中不動院のブログを立ち上げました
山中不動院(公式ブログ) - 山中不動院の御朱印
山中不動院(公式ブログ) - 現地案内看板「山中不動院案内図」
山中不動院入口(2026-09-12 撮影確認) - 現地説明板「滝と巨岩巨竜神の説明」
山中不動院境内(2026-09-12 撮影確認) - 冊子『信仰と伝説のおがせ池』
八大龍王総本殿発行・令和3年2月(2026-09-12 入手)
訂正履歴
公開後に内容を改めた箇所を、日付とともに記録しています。
- :参考・出典のブログ記事の表題を、実際の表題「山中不動院のブログを立ち上げました」に改めました。
この場所について
お参りの体験や、いまの様子を教えてください。