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木と水の福 — 福の記録

9本の記事

八百年立ち続ける大樟も、朝ごとに汲む人を迎える湧き水も、昔から変わらずそこにあったように見えます。けれど、木は倒れることがあり、水は枯れることがあります。残っている風景のそばには、支柱を入れる人、流れを掃除する人、水質や水量を確かめる人がいます。

残った木と、残った水 — 新熊野神社の大樟と、京都三名水「染井」では、八百年の木と三名水のうち一つだけ残った水を訪ねます。「樹齢千年」は、たぶん年数ではありません — 巨樹の数字と、倒れた御神木では、推定樹齢や天然記念物の指定を手がかりに、巨樹の数字を読み直しました。「みたらい」には二つの伝説があった — 大阪唯一の名水百選と、奈良の谷では、汲まれる水と禊の記憶をたどります。

木と水を、不思議な力の証しとしてではなく、土地で守られ、使われ、語られてきたものとして記録します。伝承は伝承として紹介し、指定や保存の仕組み、現在の利用状況と分けて確かめます。御神木や名水の由来を知り、いま残る姿を訪ねたい方に向けた読み物です。

木・森の福 の記事もこのページにまとめています。

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