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厄除け・方位の福

バイク神社とは — 関西で二輪のお祓いを公式に案内する社と、「オートバイ神社」認定の仕組み

「バイク神社」は3種類に分かれます。自分で名乗る社(栃木の安住神社が商標登録)、日本二輪車文化協会が認定する「全国オートバイ神社」、神社ではない施設です。関西で公式に明記する社は城南宮・住吉大社・大阪護國神社・志紀長吉神社などで、初穂料は2,000円(祈願祭の日のみ)〜10,000円でした(2026年10月5日確認)。

2026-10-05 | 執筆・編集:福跡マップ編集部

「バイク神社」と呼ばれている場所は、三つに分かれます。 自分で「バイク神社」と名乗る社、業界団体が認定する「オートバイ神社」、そして神社ではない施設です。関西で二輪のお祓いを受けたい人が知りたいのは、どこで、いくらで、予約が要るかだと思いますので、公式サイトに書かれていることだけを並べます(2026年10月5日確認)。

「バイク神社」は誰が名乗っているのか

自分で名乗る社は、栃木県の安住神社です。公式サイトに「全国バイク神社認定第一号(商標登録第5905553号)」とあり、ほかの社が使う場合は「必ず当社の許可を得て」と書いています。つまり「バイク神社」は、この社が商標として持っている言葉です。

認定を受けた社は、一般社団法人日本二輪車文化協会の「全国オートバイ神社」です。協会自身が、宗教的な目的ではなく、ツーリング拠点として地域活性化にも貢献する、と説明しています。関西と三重の認定は8か所。長浜(第9号)、京都市右京区京北(第10号)、淡路島(第12号)、鈴鹿(第16号)、桑名(第27号)、伊根(第35号)、加古川(第38号)、宍粟(第52号・2026年7月25日開設)です。大阪・奈良・和歌山には認定がありません。

このうち神社の境内にあるのが、淡路島の安乎岩戸神社です。公式に「一般社団法人 日本二輪車文化協会が認定した、全国で十二番目のオートバイ神社です」とあり、授与品は「オートバイ神社 お守り」「同(カードタイプ)」「安乎岩戸神社 オートバイステッカー」。ただし二輪の祈祷の受付や料金は、公式サイトに記載がありませんでした。発祥の地として知られる佃煮といけばなの話は別の記事に書いています。

神社ではない施設もあります。大阪府太子町の「バイク神社大阪」は、運営者自身が「ホンマもんの神社仏閣ではなく」と明記しています。

「バイク神社」と呼ばれる場所を、自分で名乗る社・協会の認定・神社でない施設の3つに分けた図です
「バイク神社」と呼ばれる場所を、自分で名乗る社・協会の認定・神社でない施設の3つに分けた図です

関西で、二輪のお祓いを公式に明記している社

「バイク神社」を名乗っていなくても、二輪のお祓いを公式サイトに書いている社はあります。福跡マップのスポットから、原文を確かめたものです。

社公式の原文受付
城南宮(京都)「バイク・自転車 1台 ・・・ 5000円」(自動車は6000円)無休・予約不要、午前9時〜午後4時
住吉大社(大阪)「車・二輪車のお祓い 祈祷料 10,000円」毎日9時〜15時50分、予約は受け付けていない
大阪護國神社(大阪)「お車や単車のお祓いの場合はご本殿の前まで乗り入れて頂き」、祈祷料「1件【5000円】」、授与品「交通安全御幣守り」予約不要、10時〜16時
志紀長吉神社(大阪)「車/バイク…1台あたり 個人 7,000円 法人 10000円」。4月第1日曜の祈願祭のみ「バイク 1台あたり 2,000円(お守りつき)」(新車は除く)要予約
大神神社(奈良)「単 車(1台) 6、000円」午前9時〜午後4時30分
頭之宮四方神社(三重)「「ヘルメット祓い」「バイク祓い」」、ステッカー型の「カブト守り」。初穂料は「6,000円以上」9時〜16時

初穂料は2,000円(志紀長吉神社の祈願祭の日だけ)から10,000円まで。予約の要否も社で違います。

本殿の前まで乗り入れられる社

大阪護國神社の公式は、車や単車のお祓いの場合は本殿の前まで乗り入れるよう案内しています。自分のバイクを神前に置いてお祓いを受けたい人には、この一文が決め手になると思います。ほかの社は、公式に乗り入れの可否が書かれていませんので、行く前に確かめてください。

ヘルメット祓い

三重県の頭之宮四方神社は、「ヘルメット祓い」「バイク祓い」を公式に案内し、ステッカー型の「カブト守り」を授与しています。乗り物ではなく、かぶるものを祓う、という発想です。

二輪のお祓いで公式に確かめられる授与品(お守り・ステッカー・御幣守り・カブト守り)を並べた図です
二輪のお祓いで公式に確かめられる授与品(お守り・ステッカー・御幣守り・カブト守り)を並べた図です

「発祥」を名乗る社

栃木県の大前神社は、境内の足尾山神社を「全国の二輪車守護発祥の神社」と公式に書き、祈祷料は「5千円、1万円、2万円以上」です。東京の谷保天満宮は交通安全祈願発祥の地を名乗りますが、公式サイトに「バイク」の語はありません。「発祥」も、社ごとに主語が違います。

受ける前に確かめたいこと

  1. 二輪のお祓いを公式に案内しているか(枚岡神社・石切劔箭神社・湊川神社・多賀大社の公式には、バイクの記載が見当たりませんでした)
  2. 予約が要るか(志紀長吉神社は要予約、城南宮・住吉大社・大阪護國神社は予約不要)
  3. 乗り入れができるか
  4. 初穂料と、授与品の種類
  5. 祈願祭の日だけの料金があるか

車のお祓いの確認点は大阪で車のお祓いを受ける前ににまとめています。二輪も考え方は同じです。

安全に走れる一年になると良いですね。


全国の、福が伝えられている場所を地図で探せます。→ 福跡マップで見てみる

安乎岩戸神社の周りに、ほかにどんな福があるでしょうか。

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参考・出典

11件出典に基づいて掲載しています

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